NPO法人全日本聴覚障害スキー指導員会では、スキー指導現場における手話の活用をSAJに働きかけています。この度、平成16年12月24日、朝里川温泉スキー場にて開催されました(財)北海道スキー連盟の指導員研修会(第4会場・参加人数:約180名)で取り上げていただくことができましたので、ご紹介させていただきます。

 今回の研修会テーマは「ホスピタリティ」についてでしたが、その一環としてスキーに関する手話の紹介をしました。以前に月刊スキージャーナルで元SAJデモンストレーターの白河三枝さんが連載していた「手話deスキー!」の特集記事とスキー関連用語のプリントを配布して、出席された指導者全員が一緒に手話を学び、聴覚障害者についての理解を深める良い機会となりました。

 聴覚障害者に対するスキー指導においては、相互のコミュニケーションが大きな問題となります。聴覚障害者の多くは手話によるコミュニケーションをとっており、また音声のみでの指導を受ける事は難しいため、彼らが思うようなレッスンを受けられる場所を見つけるのは大変なことです。スキー学校でも教師が手話を少しでも覚えて使っていただくと、聴覚障害者も安心してレッスンを受講できますので、簡単な挨拶程度の手話、スキー教程に出てくるスキー用語単語を少しでも覚えていただきたいと願っています。研修会では基本的な手話をご紹介させていただきましたので、挨拶の言葉「おはよう、こんにちは、こんばんは」は、ぜひ覚えていただきたいと思います。総勢約180名の指導員をはじめ、役員の皆様も真剣に手話を一緒に表現してくださった事に、深く感謝を申し上げます。

協力  スキージャーナル株式会社
朝里川温泉スキー場 支配人 畑中 史雄
元SAJナショナルデモンストレーター 白河 三枝
北の青空 橋 淨
社団法人札幌聴力障害者協会

レポート:
SAJサッポロスキークリエーティブ
NPO全日本聴覚障害スキー指導員会
北海道支部 浜辺由夏


Photoby SAPPOROSTDIO 亀谷広幸