ご挨拶

理事(事務局)
実行委員長
田島久美子

 早いもので新年度も始まり、新入生の姿が初々しいこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。スキーシーズンも終わり、花が咲きほころび新緑の芽が初々しい春・・・移り行く季節の流れを実感しています。
大変遅くなりましたが、2月9〜11日に開催されました「第2回デフ親子スキー教室」の写真集ならびに参加者の感想文・絵をまとめた『雪んこ Vol.2 2008』をお届けします。
このたびは、私どもNPO法人全日本聴覚障害スキー指導員会(東日本ブロック)主催「第2回デフ親子スキー教室」にご参加いただきまして、まことにありがとうございました。第1回目の昨年につづき、今年は募集人数を増やして開催いたしました。リピート参加の親子4組を含む12組のご家族に参加していただきました。おかげさまで、今年もにぎやかに、たくさんの笑顔に囲まれて、私たちスタッフも楽しく無事にスキー教室を終えることができたことを感謝しております。また参加された全員のスキー技術のレベルアップが図れ、アトラクション(パフォーマンス大会)も楽しんでいただき、盛大のうちに終了することができました。これもスタッフはじめ、参加された皆様のご協力の賜物と厚く御礼を申し上げます。
 私ども「NPO法人全日本聴覚障害スキー指導員会」では、事業活動の一つに『次世代デフスキーヤーの育成=ジュニアスキー指導事業』を掲げており、昨年度より本格的に当事業を開始しました。できるだけ子どもたちが参加しやすいように助成金を得る努力もしておりますが、今年も昨年に続き「三井住友海上火災保険株式会社スマイルハートクラブ」様より助成をいただくことができました。来年度も同団体様より助成をいただくことが決定しましたので、来年も実施していく所存です。ぜひご参加いただきたいと思います。
 昨年も同じ事を申しましたが、聞こえない子どもたちにも「やればできる」可能性を大きく秘めています。興味をもってスキーに取り組む、真剣に講師の話を聞いて教わった通りに滑る子どもたち、聞こえなくてもきちんと教わることのできる環境があれば、スキーも驚くほど上達していきます。ぜひ冬の自然の恵みである雪とともに楽しむスキーを、今後もずっと続けていってほしいと願っております。本当にありがとうございました。

「みんな期待の星」

実行委員(連絡担当)
藤森千夏(旧姓工藤)

 昨年の初回デフ親子スキー教室につづき、今回も連絡担当や講師を務めさせていただいた藤森です。今回はスタッフも増員して参加者募集人数を増やしたところ、大盛況になるほどの満員御礼に大変嬉しく思いました。リピーターのアクティブな家族の方々に再会したり、遠いところを思いきって初めて参加いただいた方もたくさんいらっしゃって、あらためてこの企画に携わることができることを幸せに思う私です。
また、前回より子どもたちのスキーレベルアップを図りたいと考え(リピーターのお子さんがほとんどだろうと思っていたので)、私の希望で昨年担当した中級班の子どもたちを今回も受け持たせていただきました。「今回もまたちなつ先生だ!」「そうだよ〜今回はきびしく教えるぞ〜?!」「え〜?そんな〜」「君たち、うまくなりたくないの?」「うまくなりたい!」「よ〜し、うまくなったら先生も嬉しいからね!よろしくね!」こんな会話から始まったレッスン。小回りやリズム変化のあるターンを取り入れてみたら、子どもたちも必死についてきてくれて、滑ってる表情も本当にイキイキしていました。他の班もそうでしたが、昨年と比べて上達した子どもも多く、これからも色々なところへたくさん滑りにいって私たちを追い越すぐらいにもっと上手になってほしいな!と、ここにいる子どもたちみんなが大きくなっても仲間の絆がずっと続くことができたなら素敵だなと、思いました。
レッスン中、あるお子さんが怖くて滑れないと言い出し、やむをえず易しいコースに行かざるを得なくなり、上級コースを滑りたいと言う子どもたちにどう理解してもらおうかと本当に悩みました。子どもたちの心境や、チームワーク、体力などに応じてレッスン内容を変えたり、臨機応変に素早く対応していくことが大事だなと学ぶことも多かったように思います。また、それ以上に子どもたちの笑顔は純粋で、おかげさまで自分も楽しく滑れて良かったです。(^^)
初めてスキーをはくお子さんもけっこう多かったのですが、雪との触れ合い、自然との触れ合い、スキーを通して友達作りが出来ること、これらはきっと宝物のような思い出になることでしょう。私もそういう思い出作りのお手伝いをこれから何年先もしていけたらいいなと思っています。
この行事全体に、まだまだ未熟な点はあると思いますが、また来年もお会い出来ることを楽しみにしています。参加していただいた皆さん、どうもありがとうございました!

パパといっしょにはじめてさんかしました。
やっぱりおなじろうのせんせいからおそわったおかげで、もっとうまくすべれるようになったので
とてもうれしかったです。
らいねんもさらいねんもぜひさんかして、こんどはスピードをみにつけたいです。
ありがとうございました。

【西脇正治さん(将伍君のお父さん)】
親子スキー教室に参加したのは、息子がスキーを大好きになって欲しい。上手に滑れるようになって欲しいという目的でした。ところがパパの私も指導を受け、自分の技術を見直してみたらもうメチャクチャになっていました。(笑)もう一度、初心に戻り、ゼロからスタートし、息子に惚れ惚れさせるかっこいいパパを目指します。(笑)
デフスキークラブの皆さんに久し振りに再会できて懐かしかったです。また来年も飲みまくり、滑りまくりましょう。3日間楽しかったです。本当におつかれ様でした。ありがとうございました。
【鎌田 豪さん(拓海君のお父さん)】
親子共々初心者で手話もろくに使えないのでかなり不安でしたが、お蔭様で二人とも三日間楽しく過ごすことが出来ました。
子供をリフトに乗せられたことも、とても良い経験になったと思います。
私もパソコンを持ち込まず、三日間完全に仕事から開放されたおかげでリフレッシュ出来ました。
子供は大喜びで学校で経験を話しているようです。来年はお友だちも誘って参加できたらと考えています。スタッフの皆様には大変ご苦労をおかけいたしました。 ありがとうございました。
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初日の受付の様子だよ。
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ぼくの部屋はどこかな〜
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いよいよだね〜ワクワク!
仲良し姉妹の
真由ちゃん、奈都乃ちゃん!
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トリオでおっぱっぴー
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開会式を前に、
みんなリラックス〜

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はじまったよ〜
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みんな真剣にお話を聞いていますね〜
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じゅんびたいそうです
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うまくぬけられるかな??
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晴寛くん、ママと一緒に

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生くんとパパ
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こちら初心班です〜
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ジャンケンポン!
あっ、わたしの勝ちだ〜
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はじめて板をはくよ〜
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うまくはけるかな?

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みんなそろいました〜
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おっとっとー
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そうそう、そのちょうし!!
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はじ先生と、ゆきがっせん!
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こちら初級班で、自己紹介中?

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おひるやすみだよ!
ママ、稔己くん、桂子先生、
明莉ちゃん
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おいしいかな?
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どう?決まってる?こちら中級班です
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リズムに合わせて滑ってるね!

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左から昂太くん、
潤平くん、光ちゃん、
大貴くん、大地くん、千夏先生
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ポール(ネトロン)体験だよ〜
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わたし、はやいでしょ!
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お父さん、お母さんの班です。
小池講師の初級班

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松宮講師の上級班
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田島講師の中級班
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みんなで仲良く、ばんごはん!
おつかれさまでした!
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お父さんも、お母さんも
一緒にいただきま〜す!

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自己紹介の時間です。
こちら、西山さんファミリー
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こちら、庄子さん親子でーす
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ぼくの名前は雅和です!
よろしく!
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わたしの好きなおやつ
あるかな?
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たのしんでるね〜

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山本スタッフのゲームで
大もりあがり!
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手の表現で色々できるよ〜
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ひょうきんな潤平くん!
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2日目はパフォーマンス大会!
ユーモア賞の西脇さん親子
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野中さん親子、
息のあった滑りですね

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豊島さんファミリーの
スピード感ある
団体滑走、チームワーク
GOODです
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西山さん親子、輝暁くん
元気いっぱい!
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庄子さん親子と
小川(潤)さん親子の
コラボフォーメーション
お見事!
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パパと一緒に滑ったよ〜
鎌田さん親子
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小川さん姉妹とパパ、 
真由ちゃんは田島先生と
一緒に滑りましたね

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斎藤さんファミリー
スキーが楽しくなったかな?
家族皆さんの笑顔がGOOD
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存(ある)くんと生(いく)くん兄弟仲良しだね
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笑顔いっぱいの平田さん親子
そりを使った家族団結No.1!
パフォーマンス大賞獲得
おめでとうございます
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茂木大地くんと光ちゃん兄妹
ボランティアの高草木さん
石先生と一緒に滑りましたね
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全員集合!たくさんのご参加
ありがとうございました!!

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講師・スタッフの面々です
前列左より 田島、星、土師(比)、橋本
中列左より 松宮、藤森(工藤)、土師(桂)、小池、丸山スタッフ
後列左より 山本スタッフ、石

【石塚雅和君】
二日間、とても楽しかったです。一年ぶりに友だちに会えて、いっしょに遊んだり、寝たりしておもしろかったです。
また、来年も参加したいです。松宮先生、スキーを教えてくれてありがとうございました。
【石塚稔己くんより】

【石塚和己さん(雅和君、稔己くんのお父さん)】
昨年に続き今年も参加をさせていただきました。
第1回でお世話になりましたスタッフの皆様、参加された親子の皆様との再会が出来、家族一同とても嬉しく思いました。
第1回に続き第2回目も印象に残ったことは、スキーの技術を教わるだけでなく、とてもアットホームな企画であることを強く感じます。
この企画が続くかぎり、出来るだけ参加させていただきたいと思っています。スタッフの皆様どうもありがとうございました。是非この企画が長く続きますようお願いします。

【石塚恭子さん(雅和君、稔己君のお母さん)】
昨年の第1回にも参加したこともあり、リピーターのご家族に一年ぶりに会うことができ、また、新しいメンバーと知り合うことができ、うれしく思います。
家族でスキーに行く時には、自分自身が教えてもらうということはなかなかできないので、子どもと別行動で指導していただけるのはとても魅力的です。また、子どもたちも、親の言うことを聞かなかったり【兄】、甘えたり【弟】することがありますが、先生方の言うことは素直に聞いていたのではないか?と思います。
アフタースキーも楽しい交流会が行われ、子どもたちの笑っている顔がたくさんあってよかったです。この先も、この教室には参加したいと思っていますのでよろしくお願いします。

【小川潤一さん(潤平君のお父さん)】
参加して、スタッフ・参加者が大勢いたのにびっくりしました。
再会もでき、親子で3日間楽しくスキーができました。
【小川潤平君】
特に、パフォーマンスが今回の目玉でした。親子一緒に協力して滑るなんて考えていませんでしたが、一緒に練習して楽しくできいい思い出ができました。
スタッフのみなさま夜遅くまで(夜のミーティング)ご苦労さまでした。またの再会を楽しみにしています。

【庄子進一さん(大貴君のお父さん)】
思い起こせば、息子が重い風邪を引いて、髄膜炎と水痘症を引き起こし、そのまま聴力を失ったのが1歳半のとき。影響で左半身がまともに動かず、歩いていても足はぎこちなく、左腕は縮こまったままで、右腕だけが振れている。そんな状態から、よくもまぁこんなバランス感覚や左右対象の動きを必要とするスキーなんてやっているなと思うと、奇跡としか言いようが無いなぁ、と思うことしばしば・・・。
【庄子大貴君】

息子にはスキーの他、野球・水泳をやらせています。地元の少年野球と、近所のスポーツクラブのスイミングスクールです。 遠くの駅へ電車で通う聾学校の仲間ばかりではなく、隣り近所の子供達(健聴)と自然に接触できる環境作りがひとつの目的なので、その辺さえうまく出来ていれば、『多少ヘタクソでも、まぁいいや』と、素直に割り切れないのが、体育会系・スポーツバカのオヤジの悲しい「性」だったりするわけです。なので、多少のハンディ(耳も体も)があったって、『お前、負けんじゃねぇーゾ!上手くなれ!強くなれ!』と、思ってしまうんです、これが・・・。 (息子には、いい迷惑かも知れませんが・・・(笑))
少年野球もスイミングスクールも、そこに居る子供も監督・インストラクターも、当然健聴の方々ばかり。たまに練習なんかを覗きに行くと、どうしても聞こえない分、一歩・一瞬、スキル獲得が遅くなることが見受けられる訳です。『おいおい、今先生が折角いい話をしてくれたのに・・・。でも分かってないよな・・・。』という事も多々あるわけで・・・。 仕方の無いところではありますが・・・。
そう思うと、この親子デフスキー教室は本当に素晴らしい!!通信プロトコルがしっかりかみ合って(手話)、ご指導頂けるわけですから、これで息子のスキースキルが上がらなかったら、あとはセンスが無かったのだと思って諦めればいいだけ。(^^笑)ついでにオヤジまで教えてくれるんだから、すごいですよね!私はスキーを息子と一緒に始めたので、まだ経歴4シーズン目。私自身もちょうど面白くなって来たところですし、自分の中でも、出来ないスポーツがあるというのが、許せない性質なので、今回も色々なことを教えて頂いたので本当に良かったです。(ゴルフなんかでもそうですが、一回変な「我流」が染み付いちゃうと、修正が大変ですね。歳も歳なんで、対応能力がドンドン落ちてくるし・・・^^)やっぱり何事も、早期発見・早期治療ですね。)
子供の話に戻りますが、やっぱり同じ聾の子達と遊んでいる時な顔が違うんです。目が輝いちゃってる。2回目の参加なので、前回来てくれた子供達にも会えたものだから余計嬉しそうだった。でもあんな顔を見ちゃうと、親の目論見(少年野球やスイミング)も彼にとっては、ストレスの何者でも無かったりするのかと思うと・・・。(う〜ん・・)
それはそれとして、今回もまたまた新しい友達が増えたようですし、『来年もまた行きたい!』 と、言ってくれたので、先ずは今回も大成功!ですな。(多謝!)
二日目の夜に、スタッフの皆さんとお酒を交えながら懇親会がありました。(今思えば、翌日の準備などでお忙しいはずだったのに、お気遣い頂きありがとうございました!)その中で、菅平の話が出てきました。私は延べ20年程、夏の菅平には行っていましたが、冬の菅平には3年前に初めて行きました。別世界ですね。私の知っている菅平ではありません。(笑)当然、私の中の菅平はあまりいい思い出はありません。(合宿の場所でしたから・・・)どうでしょう?3回目は菅平でやってみませんか?私の中の菅平のイメージと思い出を、これからは「楽しい所」に変えて頂けませんか!(半分冗談、半分本気)
文末になりますが、関係スタッフの方々初め、参加者の皆様、本当にありがとうございました。
またお会いできる日まで!

【西脇将伍君】
パパといっしょにはじめてさんかしました。
やっぱりおなじろうのせんせいからおそわったおかげで、もっとうまくすべれるようになったので
とてもうれしかったです。
らいねんもさらいねんもぜひさんかして、こんどはスピードをみにつけたいです。
ありがとうございました。

【西脇正治さん(将伍君のお父さん)】
親子スキー教室に参加したのは、息子がスキーを大好きになって欲しい。上手に滑れるようになって欲しいという目的でした。ところがパパの私も指導を受け、自分の技術を見直してみたらもうメチャクチャになっていました。(笑)もう一度、初心に戻り、ゼロからスタートし、息子に惚れ惚れさせるかっこいいパパを目指します。(笑)
デフスキークラブの皆さんに久し振りに再会できて懐かしかったです。また来年も飲みまくり、滑りまくりましょう。3日間楽しかったです。本当におつかれ様でした。ありがとうございました。

【鎌田 豪さん(拓海君のお父さん)】
親子共々初心者で手話もろくに使えないのでかなり不安でしたが、お蔭様で二人とも三日間楽しく過ごすことが出来ました。
子供をリフトに乗せられたことも、とても良い経験になったと思います。
私もパソコンを持ち込まず、三日間完全に仕事から開放されたおかげでリフレッシュ出来ました。
子供は大喜びで学校で経験を話しているようです。来年はお友だちも誘って参加できたらと考えています。スタッフの皆様には大変ご苦労をおかけいたしました。 ありがとうございました。

【野中敬太君】
【野中史視さん(敬太君のお父さん)】
スタッフの皆さん、丁寧に教えて頂きありがとうございました。新しい友達、仲間が出来た事を嬉しく思っています。来年も参加したいと思っておりますのでぜひ続けてください。

【平田浩嗣さん、まいこさん(裕樹君のお父さん)】
今回は、3歳児の受け入れは初めてということで、いろいろと準備も大変だったかと思います。皆様のお言葉に甘えての参加でした。スタッフの皆様、本当にお疲れ様&ありがとうございました。
今回、子どもはまだ小さくてスキーは無理でしたが、他の子ども達がとても楽しそうにスキーをしている姿が印象的でした。来年こそはスキーを履いて、そしてみんなと楽しくすべることができたらと思います。また、パパとママは二人ともスキーは久しぶりだったのですが、指導がとても丁寧で分かりやすく、とても上達した気分になりました。
我が子、裕樹は、親子スキーに参加して以来、テレビなどでスキーの映像を見ると『スキー』とうれしそうに手話しています。それだけでも、私たち親にとってはとてもうれしい成長です。
ぜひまた機会を見て参加したいので、その際には、よろしくお願いしますね。

【西山輝暁君】
【西山健作さん、由美さん(輝暁君、晴寛君のお父さん、お母さん)】
行って良かった。と、強く思っています。輝はスキーが初めてでしたが、指導員の方の暖かい眼差しで、安心して取り組めたと思います。手話で教えてくれるということ以上に、指導員の方々の、子供が可愛い、大好きという思いに、私は、強く感謝しています。普段の生活の中では、なかなか、そういう思いに触れる場所・経験がない(家庭か学校しかない)と思うので、本当にありがたかったです。子供にはいろいろな事に挑戦してほしいと思っていますが、親としては、まず、輝が安心できる環境の中から、自分で挑戦したいと思えるようにしてあげたいと思っています。私達親子にとって良い経験でした。ありがとうございました。関係ないのですが、弟・晴寛と私の時間をたっぷり作れた事も良かったです。普段、どれだけ兄の為に我慢をさせていたのか、つよく思い知らされました。反省させられました。ありがとうございました。また、是非参加したいです。

【斎藤生くん】
【斎藤兼一さん、純子さん(存君と生くんのお父さん)】
講師の皆様、大変ありがとうございました。子供たちは大変楽しかったようで、帰るのを嫌がっていました。またスキーに行こう!といっています。妻も、あれほどスキーが嫌いだったのに、スキーって楽しいね。と言っています。あなたと違って先生は教えるのが本当に上手!だそうです。
私も久しぶりにスキーを楽しむことが出来ました。今は筋肉痛で苦しんでいますが・・・・・
それから、手話のこととかいろいろ考えさせられました。いろいろな親御さんとも話す機会があり、今はまだうまくいえませんが、本当にいい経験が出来たと思っています。
本当にありがとうございました。
【豊島昂太君】 【豊島明莉ちゃん】
【豊島誠幸さん、清美さん(昂太君、明莉ちゃんのお父さん、お母さん)】
私達は2回目の参加でしたが、今回もやさしい先生達に手取り足取り指導してくださり、ありがとうございました。おかげ様で子供達も前よりずっと上達でき、友達に「小回りができるよ!!」「上手にすべれるよ!!」などと自慢していましたよ(*^^*)子供達は親の聞くことなんて聞く耳、、、ではなく、見る目(と言った方が正しいかな、、)を持たないので指導員である先生達の指導は大変ありがたいと思っています。子供達も親に教えてもらうより先生達に教えてもらった方がずっと楽しい!!と言っていますので、引き続きこういう企画をずっとずっと続けてほしいナ、、、と思っています。
楽しい3日を過ごせて良かったです。ほんとに楽しかったよォ!!いろいろとこの企画を立てて下さった先生達、スタッフのみなさん、ありがとうございました(*^▽^*)

三井住友海上火災 勤務
中村 玲子
聞こえにくい子供で手話が使える子供・使えない子供・健聴の兄弟、そして親も手話が使える・使えない親たちが混じっての参加者総勢34人が揃った初日。初めて雪に触れる・初めてスキーを履く子供たち、ぎこちない雰囲気を見せていた親どうしだったのが最終日には、みんながお互いにはじけるような笑顔を見せあっていました。…この笑顔を見た人は誰もがきっと、元気のパワーを得るに違いありません…。
「デフ親子スキー教室」は全国でも数少ない聴覚障害者スキー指導員による指導のもとに、昨年初めての試みとして行われました。今年の親子12組の参加にはリピーターが4組加わっての顔ぶれでした。運営を担うスタッフの1人として、私はボランティアサポート、主にカメラ班と運営補助、そしてNPO団体活動へ助成させていただく立場として、開催の様子を伝える役目を担っていました。
白銀に輝く雪の上で開校式が行われ、初めて顔をあわせる親子たちはもの珍しそうに、しかしカメラのファインダーを通した顔は幾分ぎこちない表情を見せていました。
講師の指導を食い入るように見つめる子、マイペースで気ままに行動する子、自分の親に甘える子ども。そんな子どもたちも夕食にはもう打ち解けて、早くもコンビを組み「そんなの関係ねえ」のモノマネで皆を楽しませる子どもが現れ、親たちの顔もほころんできました。
雪に接する時間を重ねていくにつれ段々とうまくなっていく子どもと親たちを待っていたイベント「パフォーマンス大会」。息の合った滑りを見せた親子、鳥のように羽ばたくようなスキーの親子と、甲乙つけがたい中で大賞は初めて雪の世界に触れた3歳のYちゃんを乗せたソリのHさん親子へ。司会を務めたY氏の人をひきつける話術に、何度も笑いの渦が巻き起こり、興奮度は最高!
その陰で、スタッフはいかに楽しんでもらえるか、講習班はどう分けるかと準備を整え、毎晩12時の針を過ぎてもまだ熱いミーティングを重ねている姿がありました。
冒頭の文章の笑顔を見せながら送迎バスに乗り込む親子たちを見送った後、私は残念ながら怪我の為に帰京。しかしこの3日間、忍者屋敷の様に入り組み天国に直結する?不思議な場所のドアがある宿を含めて、とても印象深い思い出となりました。ご心配おかけしました関係者の皆さん、どうもありがとうございました。
折しもこの原稿を仕上げる前に、弊社(三井住友海上梶jから来年も助成を行う知らせが届きました。今回の反省や、残された課題を踏まえ、さらにパワーアップされた「デフ親子スキー」で、新たなる『輝ける笑顔』を見ることが出来るのを、今からとても楽しみにしています。
2008.3.1

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